I am not cheating, but ...

am just looking for true love.

口約束

先週から色々あって以来、心が乱れている。そりゃ「付き合っている」という口約束や結婚という契約でさえ、当人の恋愛感情を何ら制限するものではないことぐらい分かっている。しかし、こんなに早く、こんな感情に襲われる日が来るとは思わなかった。なんでこんなことになってしまったのだろう…以下になるべく客観的に振り返りたい。

1点目は、婚活×遠距離の弊害だと思う。婚活では相性・条件を優先させるため、付き合うと決めた時点で、そこまで「好き」という気持ちが盛り上がっていない場合がある。交際開始して関係を育む過程で好きという気持ちが盛り上がってくればいいのだが、私の場合はすぐに遠距離になってしまい、好きという気持ちを十分に貯金する時間がなかった。今ではSkype等のテレビ電話が発達しているが、画面越しに触れ合えないのは、どうしても愛着が湧きにくい。

2点目は、相手への不満が徐々に溜まってきた点である。まず容姿。婚活では高望みしているとマッチングは望めないので、妥協できる条件はギリギリまで妥協することが求められる。私は他の条件を優先させて容姿は許容範囲内で妥協したので、嫌な言い方をすれば、彼女の容姿に必ずしも満足していない。じゃあ中身はどうなのかと問われると、最近これも想像していたのと違ったなぁと感じることが増えてきた。案外普通の女だった。いや、むしろ男性に頼りたいタイプの女だったことが分かった。もう少し芯のある自立した女性だと思っていたのだが…。

3点目は、より格上の女と付き合いたいという根深い欲望である。より格上の女と付き合うことで、自分自身が価値が高まったことを実感したいのだ。これは僕のコンプレックスに由来すると思う。僕は過去にも優秀で仕事ができる美女に度々恋を(=非モテコミットを)してきた。それらの恋が実らない度に、死にたくなった。過去のブログ記事は今手元にないのだが「あとどれだけ成長すれば、あの女とつり合う男になれるんだ!」と泣きながら騒いでいた記憶がある。

とは言え、こんなに早く恋愛感情に苛まれることになるとは正直思っていなかった。早すぎるだろ!と自分でも驚いている。遊び相手ではなく真剣交際のつもりなのだが…。まぁ今回の一件も、すぐに相手にフラれて無かったことになるかもしない。でも今後同様のことが起こらないとも限らないし、結婚後にそうならないとも限らない。今回の一件で、彼女と末長くやっていけるのか自信を失ってしまった。


強く儚い者たち Cocco

らの心の奥に潜んでいた、底なし沼を覗いて、久しぶりに嫌な気分になった。僕は誠実な男でも何でもないんだなぁ…