I am not cheating, but ...

am just looking for true love.

今回の騒動の総括

今回の一件は、どうやら終わりを迎えつつあるようだ。今回も色々と失敗してしまった。起きてしまったことは仕方がないので、将来似たような失敗をしないように、しっかりと総括したい。以下に主な気づきをまとめる。

真性と偽性の非モテコミット

なんとか工学で有名になった「非モテコミット」という言葉だが、その内実は多様だと考える。でもあえて分かりやすく分類するなら、真性と偽性の2種類が存在すると思う。思わせぶりな女にそそのかされて好きになってしまうのは、所詮は偽性だと思う。真性非モテコミットは、男の「心の穴」が関係していると思う。僕の場合は「元々スペシャル」で「劣等感を刺激する」(美)女に恋に落ちてしまう。そんな女性の愛を獲得できれば、乗り越えることができれば、ついに自分も勝ち組の仲間入りをした気になれるからだ。しかし、そんなメンタルでアプローチしても100%うまくいかない。今回もデートでけんもほろろに対応されてしまった。

なので今回の結論としては、心の奥に住みつく劣等感を克服できずにいる自分に問題があるのだ。でも逆に言えば、劣等感がなくなれば誰かに突然恋に落ちたりすることも、なくなるかもしれない。じゃあ、どうすれば劣等感は消えるのか?この問題にはずっと苦しみ続けてきて、何をやっても完全に消えない。例えば、彼女に自己開示をして、弱い自分をさらけ出して、彼女がそれを受け入れてくれたら、僕は満たされるのだろうか?他の女を求めずに済むだろうか?

浮気の本音と建前

今回の一件では、浮気(と自分では思っていないが)にまつわる本音と建前について学習した。浮気や不倫という言葉は市民権を得ていて、ワイドショーや雑誌等のメディアのネタになっている。実際にやっている男女は相当数いるだろう。一方で、それが明るみになった途端にものすごいバッシングを受ける。浮気はしたい、でも浮気されて傷つきたくはない。そんなダブル・スタンダードを否定するかのように、人々は浮気を叩きまくる。

今回は、この件が知れてしまったある女性を大激怒させてしまった。いくら婚活を通じて知り合ったとは言え、婚約のコの字すら話に登らないのにこれだけ叩かれるのだから、もし不倫が明るみになったら大変なことになるだろう。ものすごいレピュテーション・リスクだ。ある意味、結婚前に経験できてよかったと思っている。本来なら、いくらでもやり直しが効く20代で経験すべきことだったのだろう。

これ経験して思い出されるのは、大学1年の時に初めて風俗店に行ったことを周囲に告白したところ、めちゃバッシングを受けたことだ。風俗店に行くことがそんなに悪いことだという認識はなく、secureな場だと思っていたのに非難されて、あれは結構傷ついた。あれも本音と建前だ。風俗店なんて誰でも利用している。でもそれは隠すべきものであって、一度明るみに出れば叩かれる。

誰に相談すればいいのか?

今回の失敗の1つに、相談相手を間違えたという点が挙げられる。冷静に考えてみたら、浮気(とは思っていないが)の相談を女にするなんて、具の骨頂である。非難されて然るべきだろう。でも元々ざっくばらんにセンシティブな内容まで相談し合っていた仲だったので、僕の自己開示を受け入れてくれるかと思ったのだが…。僕の思い違いだった。彼女も正義感の塊だからなぁ。で…僕は拒絶されてしまった。今頃は「あそこまでダメな男だとは思ってなかった」と激怒しているだろう。また一人、友人を失望させてしまった…。僕は人を裏切ってばかりだ。高い勉強代を払うことになった。

今後同様のことが起こるかどうかは分からないが、相談相手は慎重に選ばなければいけない。あなたの親友であっても、あなたが世間の評価尺度からして非倫理的な行動を取ろうとしている時に、案外それを受け入れてくれる人は少ない。異性は絶対にダメだ。完全な人間などいないのに、正義の名の下に他者を簡単に罰するだろう。

女が怖い

今回の一件で気付かされたのは、劣等感とも関係するのだが、まだまだ自分は女性を恐れている点である。上記の大激怒させてしまった女性に…

「バカにしてるでしょ」って何回か言われたことあるけど、それ言われる側も傷つくから

…と言われた。はい、おっしゃる通り。自分に自信がないので…。自分を守りたいと思うと、つい発してしまう。あぁ、反省だ…。僕の周囲にいる女性らは、学歴・職歴などが同等ぐらいなので、語学力や恋愛経験などを総合的に加味すると、やや僕の分が悪い。やっぱり「負けている」と感じてしまう。

…と考えると、なぜ自分が今の彼女と付き合うと決めたのか理解できる。彼女は僕を脅かさないのだ(少なくとも今のところは)。バカにしてるでしょ、なんて言ったことない(はず)。

この問題はとても難しい。格上の女性と付き合いたいのであれば、この女性への恐怖心を克服しなければならない。劣等感を克服しなければならない。でもどうやって?それがダメなら、自分を脅かさない女性と付き合うしかない。

これからどうするのか?

今回の一件を踏まえ、僕も少し反省をした。もう一度、今の彼女にしっかり向き合ってみようと思う。確かに不満があるのは事実だが、彼女も変わるかもしれないし、まだ判断を下すのは早すぎると思い直した。もっと深く関わってみて、続けばよいし、ダメならその時判断すればよい。