I am not cheating, but ...

am just looking for true love.

彼女と別れた話 その2

前の彼女と別れてから紆余曲折あり、10月頃に新しい彼女ができたのだが、約3ヶ月でお別れすることになった。今回は僕が振られる側だったが。クリスマス明けの12月某日に…

「好きだという気持ちがない」

…というメッセージが届いた。最悪のクリスマス・プレゼントだった。結婚前提のお付き合いを申し込んで、一時は婚約指輪を見に行こうという話にまでなった仲だったのだが…。何が悪かったのか、以下に総括をしたい。

私はなぜ彼女を好きだったのか

彼女の容姿が好みだった、天真爛漫な性格に惹かれた、というのはある。ただ1番大きな理由は、彼女の葛藤や頑張っている姿が愛おしくなった点である。彼女は僕とバックグラウンドが似ている。医療系というだけでなく、思春期〜青年期に葛藤があり、こじらせてしまって、でもそれをバネに努力して、特別な存在になりたい一心でここまでやってきたことなど。だから彼女にシンパシーを感じてしまった。彼女が頑張っているモチベーションを理解できるし、お互い励まし合って生きていけると思っていた。

ところが…

彼女は僕を好きではなかった

当初彼女は「まだあなたを好きという気持ちが十分ではない」と言っていた。そこを押して付き合ったのだが、結局好きになってもらえなかった。そもそも彼女が好きじゃない私と付き合うことを承諾した理由には、以下があると思う。

  1. 私の結婚相手としての条件が良かった
  2. 彼女の年齢が適齢期を過ぎており相手を確保したい気持ちがあった
  3. 自らの将来についての不安を吐露できる依存先が欲しかった

この3ヶ月間は彼女にとって試用期間みたいなものだったのだ。もちろん彼女としても、付き合っているうちにだんだん好きになるかもしれないという期待はあったと思う。だが残念ながら見切りをつけられてしまった。

なぜか…

理由1. 彼女のタイプの男性ではなかった

彼女の言動や友人からの情報を総合すると、彼女は歳上で、尊敬できて、リードしてくれる男性がタイプのようだった。僕とは逆の男性像である。だから好きになれなかったのだろうか?では僕はどうすればよかったのだろう?

1-1. 年齢

これはどうしようもない。が…仮に僕が大人の男の余裕みたいなものを醸し出すことができていたら、年齢差が気にならなくなっていたかもしれない。でも余裕なんかないわ。こっちだって日々の生活が大変なのに。

1-2. 尊敬

キャリア的には同じぐらいなので、彼女と比べて劣っている訳ではないが、勝手に尊敬してくれる立場でもなかった。恐らく彼女がコンプレックスに感じている能力等を同定し、それを僕が持っていることをさり気なく示せれば、もしかしたら尊敬を勝ち取ることができたのかもしれない。もっと彼女のコンプについて深掘りするべきだったのかもしれない。

1-3. リード

どれくらいリードすれば及第点がもらえたのか分からないが、大きく失点したとすればセックスだろう。セックス・トリ▲ーを引けなかったことが致命傷だったのか?ほとんど経験ないんだからしょうがないじゃん。「風俗に行って練習して来い」と言われたけど、行く前にフラれてしまった…

1-4. デブ

付き合ってすぐに、彼女から3ヶ月間で8kg痩せろと言われた。ダイエットの結果が出る前にフラれたが…。ダイエットの必要性は認めるが、さすがに減量のペースが早すぎる。今振り返ると、こんなことを言うくらい好きじゃなかったのだろう。

理由2. 彼女のキャリア移行期だった

彼女自身のキャリアが移行期だったこともあり、恋愛をする心境ではなかったというのはあるかもしれない。実際に今の彼女は、4月以降のポストを獲得する事で頭が一杯である。まぁ移行期であることだけが問題なのなら、それがー段落まで待って欲しいって言えばよいだけの話だが…

もっと言えば、新しい職場環境で結婚ではなくキャリアを優先したいと決意を固めたのかもしれない。彼女は子供が欲しいと口では言っていたのだが、本心ではそうじゃなかったのかも。確かに結婚しないのであれば、好きでもない結婚向きの男と一緒にいる必要はない。まぁキャリアと結婚はトレードオフではないし、彼女のキャリアは応援するという姿勢は見せていたのだが…

または逆パターンとして、彼女が出張先で新しい環境にうまく適応できた = 依存先が必要なくなった or 新しい依存先をみつけた、という可能性もありえる。彼女が出張先で新しい男を作ったかどうかは定かじゃないが、クリスマスに新しい男と一発ヤって、その勢いで僕をフッた可能性もゼロではない。彼女の支えになろうと頑張ったのだけどね…

理由3. 彼女がメンヘラだった

ボーダーほどではないが、彼女は感情の浮き沈みが激しい女性である。最初に交際を申し込んでから、今は付き合えない→(1週間後)→婚約指輪を買え→(1週間後)→好きという気持ちが十分ではない→…(3ヶ月後)…→やっぱり好きじゃない、と言われた。こっちも感情のジェットコースターに乗っているのような気分だった。彼女に振り回されて疲れてしまった。

あと彼女はワガママな性格なのは分かっていたが、今回の件で、ワガママを通り越して、自分本位で身勝手な人間だと感じた。自分可愛さが過ぎる。ガキじゃあるまいし。上記2という事情はあるのは分かるし、自己実現したいという話はよく分かるのだが、さすがに僕を傷つけたことや振り回した事に対して無頓着すぎるのではないか?彼女と僕はバックグラウンドが似ているので、頑張っている彼女を支えたいと思って、彼女の不安をひたすら傾聴していたのだが…今回の件でさすがに心が折れてしまった。

じゃあどうするのか

彼女の希望通りに別れようと思う。未練は当然あるし、別れたくない気持ちはある。でも今回の仕打ちを受けて、冷静になって考えると、仮に復縁したとしても彼女と結婚するのは難しいのではないかと思った。

まず彼女は他人のために自らを犠牲にできるタイプではなさそうに思えた。結婚は共同生活だし、子供が生まれたら夫妻関係なく色々妥協しなければならない。そんな時に今の彼女のように我を張られては困る。家事と子供は旦那に押し付けて、仕事や不倫に消えてしまいそうだ。以前彼女は「四十路までは好きないように生きる」と豪語していたが、40過ぎたからと言って易々と妥協できるのだろうか?

あと与えられることに慣れ過ぎていて、満足の閾値が上がり過ぎている人だと感じた。もちろん男として愛する女性には与えたいとは思うのだが、女性を常に完璧にリードできる訳ではない。失敗は許して欲しいし、助けて欲しい。そんな時でも男性をジャッジするだけの女性とは長期的なお付き合いは難しい。

また彼女は恋愛結婚にこだわっているのだと思う。結婚は恋愛の延長線上になくてはならないと思っているのでは?なまじ今までモテていたので、婚活したことないし。例えば彼女は僕のことを…

「良い人だし、誠実だし、パートナーになってもらうにはとても良い人だと思っていた」

…と評価していた。ところが結婚向きな男だと頭では分かっていても、好きじゃないから結婚できないという訳だ。まぁこんな心境で無理に結婚して、不倫されたらたまったものではない。

koigaku.machicon.jp

彼女が不完全な人間であることは、付き合う前から分かっていた。そんな彼女の不完全性を受け入れて、彼女を応援したいと思っていた。彼女を生涯の同志だと思っていた。けど僕のひどい勘違いだった。一方通行の愛情だった。彼女は僕のことを愛してなどいなかった。だったらこれ以上彼女に執着する理由はないなぁ。

上記を踏まえた上で、僕が彼女を満足させられるほどリードできなかった事実は反省し、改善しなければならない。僕が男性として未成熟なのだ。仮に彼女に上記のような問題があったとしても、僕がもっと洗練された魅力的な男だったら、彼女を振ることはあっても振られることはなかった訳で。まぁセックスの訓練は相手がいないとできないので難しいのだが…改善できる点はまだまだあるだろう。改善点の洗い出しと改善計画に取り組もうと思う。